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FW闘莉王おしゃれヒールで今季初ゴールも京都2連敗…暫定3位浮上の山口はオナイウが7点目

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[5.6 J2第13節 京都1-2山口 西京極]

 J2リーグは6日、第13節を行い、4位レノファ山口FCは敵地で21位京都サンガF.C.と対戦し、2-1で勝利した。山口は3試合ぶりの勝利で暫定3位に再浮上した。

 4-1-4-1のシャドーの一角で先発したFW田中マルクス闘莉王が前半5本のシュートを放つなど、序盤は京都が押し込んだ。前半4分、ロングパスを闘莉王が落とし、FWレンゾ・ロペスがオーバーヘッド。前半7分にはDF石櫃洋祐が右後方からFKを蹴り込み、闘莉王がダイビングヘッドで合わせたが、いずれもわずかに枠を外れた。

 前半19分にはカウンターからMFエスクデロ競飛王が右足ミドルで狙ったが、わずかにゴール上へ。決定機を生かせない京都に対し、山口は少ないチャンスを生かし、先制に成功。前半アディショナルタイム、MF池上丈二が右CKを蹴り込み、ファーサイドのFWオナイウ阿道がヘディングシュートでネットを揺らした。

 前節まで6ゴールで得点ランク首位タイだったオナイウは今季7点目。1-0で前半を折り返した山口は後半20分にも追加点。MF三幸秀稔が右サイドのMF小野瀬康介に展開し、DF前貴之が前線に浮き球のパスを入れると、走り込んだ大卒ルーキーMF山下敬大が右足ダイレクトで押し込み、2-0に突き放した。

 京都も反撃に出ると、闘莉王が技ありゴールで一矢報いる。後半32分、MF仙頭啓矢のスルーパスに走り込んだFW岩崎悠人が右サイド深い位置からダイレクトで折り返し、闘莉王が右足ヒールで流し込んだ。最後までゴールを目指したが、1-2で敗れた京都は今季2度目の連敗。布部陽功監督が退任となり、暫定指揮を執ったジュロヴスキーコーチは「負けてしまったがいい試合ができた。選手たちはファイトしてくれた」と前を向いた。

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