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“ハンター”古橋が大活躍!岐阜が松本を下して245日ぶりのホーム戦勝利

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[5.6 J2第13節 岐阜2-0松本 長良川]

 J2リーグは6日、第13節を行った。岐阜メモリアルセンター長良川競技場ではFC岐阜松本山雅FCが対戦し、2-0で勝利した。

 3日に行われた前節・熊本を2-1で競り勝ち、6試合ぶりの白星を飾った17位岐阜。その試合からMF永島悠史に代わってFWライアン・デ・フリースが4試合ぶりに先発起用された。前節・水戸を2-0で下し、7試合無敗(4勝3分)とした8位松本は、スタメン2人を変更。FW高崎寛之とMF岩上祐三に代わってMF田中隼磨とMF中美慶哉がスターティングメンバーに名を連ねた。

 序盤は松本が押し込む展開となった。前半12分、右サイドからMFセルジーニョがクロスを供給すると、ゴール前に走り込んだFW前田大然が左足で合わせる。しかし、クロスバーを直撃。早々の先制点とはならなかった。14分にもPA左へ送られたパスに前田大が追いつき、左足を振り抜くが、ゴール右に外れてしまった。

 岐阜も徐々にチャンスを作り始める。前半30分、右CKからMF風間宏矢がゴール前に蹴り込み、フリーで待っていたDF阿部正紀がヘディングシュート。これは枠上に外れ、38分にはPA左手前でパスを受けたMF宮本航汰が右足で巻いたシュートを放つが、枠を捉えきれなかった。

 後半も一進一退の攻防が続く。15分に岐阜ベンチが動き、ライアン・デ・フリースに代わってFW難波宏明を投入。松本は16分に前田大をMF前田直輝に代えた。岐阜はさらに19分、MF小野悠斗に代えて中央大から加入したMF三島頌平をプロデビューさせた。

 すると、試合は後半21分に動いた。松本のGK守田達弥がアンダースローでPA手前のDF飯田真輝にボールを送ると、トラップ際を狙って岐阜FW古橋亨梧がプレッシャーをかけ、ボールを奪い取る。そして、そのまま古橋がゴール右に決め、岐阜が先制に成功した。

 追いつきたい松本は後半27分に高崎、35分にFW永井龍を入れて攻勢を強める。38分には、右サイドからMFパウリーニョがクロスを供給。ゴール前に上がっていた飯田が汚名返上と言わんばかりのヘディングシュートを放つが、わずかに枠を外れてしまう。41分には、ドリブルで運んだ高崎がPA手前から思い切りよく右足を振り抜くが、クロスバーの上。松本は1点が遠い。

 岐阜は後半43分に風間を下げてDF長沼洋一を投入。逃げ切りを図ると、松本の猛攻を耐え凌いだアディショナルタイム4分に古橋が自陣でのボール奪取から一気に駆け上がり、並走した難波へラストパス。これを難波が難なく決め、とどめを刺した。

 試合は2-0で岐阜が完封勝ち。昨年9月3日の第31節・愛媛戦(2-1)以来、245日ぶりのホームでの勝利となった。一方の松本は8試合ぶりの黒星を喫した。

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