beacon

[球蹴男児U-16リーグ]長崎南山が6発勝利。中学時代の全国8強超えをMF竹内「目指したい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

長崎南山高MF竹内光琉は1ゴール1アシストの活躍でマン・オブ・ザ・マッチに

[5.4 球蹴男児U-16リーグD2第2節 長崎南山高 5-3 佐賀商高 大津多目的]

 長崎南山高が打ち合いを制して「2018 球蹴男児U-16リーグ」Division2で連勝スタートを切った。佐賀商高と対戦した長崎南山は前半13分にMF竹内光琉が先制ゴール。15分にもMF志田竜汰が決めて2点をリードする。

 対する佐賀商は38分にMF俣野拓也が左足で決めて1点を返したが、長崎南山はボール回しにカウンターを織り交ぜて効果的な攻撃。178cmのボランチ竹内やMF原輝夢らが絡んで攻めると、44分にもカウンターからMF中道綾斗の右クロスを志田が右足で決めて3-1で前半を折り返す。

 長崎南山は後半20分にもゴール裏から“仕事人”と声の飛んでいた交代出場FW富川遥斗がゴールを奪う。佐賀商は22分に左アーリークロスからSB福永快斗がスライディングシュートを決めて再び2点差としたが、長崎南山は36分、竹内がインターセプトから縦パス。これで抜け出した富川がGKをかわしてゴールを奪う。

 1得点1アシストでマン・オブ・ザ・マッチに選出された竹内は「前半は結構回せていてカウンターもしっかり狙えていた。後半はルーズになってしまったけれども、自分の良さは出せていました」。直後にスルーパスから佐賀商MF山下健人に追撃ゴールを許してしまい、計3失点したものの、長崎南山は5-3で勝利。4-3で勝った柳ヶ浦高戦に続いて打ち合いを制した。

 この日、計5得点を叩き出した竹内、志田、富川はいずれも長崎南山中出身だ。全国中学校大会で8強入りしている彼ら中心に成長し、長崎を制して全国に出場する世代になる。

 竹内は「(全国出場への鍵になるのは)守備の切り替えの速さと決定力。総附(長崎総科大附高)は全面的に強いけれども、中学校と同じように細かく繋いだりしていきたいですね」。球蹴男児U-16リーグは6日まで4戦16ゴールで3勝1敗。厳しい戦いの中でさらに成長を遂げる。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
2018 球蹴男児U-16リーグ特集ページ

TOP