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[球蹴男児U-16リーグ]人工芝G、女子部創設…新たな挑戦始めたルーテル学院が勝利。MF島崎「まず熊本県で1位に」

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ルーテル学院高MF島崎大河は先制点を決め、マン・オブ・ザ・マッチに

[5.4 球蹴男児U-16リーグD2第2節 ルーテル学院高 3-0 情報科学高 大津多目的]

 4日、「2018 球蹴男児U-16リーグ」Division2第2節でルーテル学院高(熊本)と情報科学高(大分)が対戦。ルーテル学院が3-0で快勝した。

 開幕戦はルーテル学院が宮崎日大高と、情報科学高が鹿児島実高とそれぞれドロー。ともに初白星を懸けた戦いはルーテル学院が勝利した。ルーテル学院は前半24分、「特長は1対1の仕掛けとかシュートの技術」という10番MF島崎大河が仕掛けて先制ゴールを奪う。

 対する情報科学はMF水島澪生とMF横井俊斗の両レフティーを中心に反撃。左CKからMF工藤辰哉が決定機を迎えたほか、FW清田翔馬がインターセプトから抜け出すなどチャンスを作る。

 だが、ルーテル学院は前半アディショナルタイム、MF高木大聖のシュートのこぼれ球をMF大塚龍斗が左足で決めて2-0。後半15分には連動したプレスからインターセプトしたFW坂口眞汐が右足で3点目を決める。

 情報科学もGK新本空やCB上野滉登らを中心に食い下がったが、そのまま3-0で試合を締めたルーテル学院が初勝利。そのルーテル学院は島崎らルーテル学院中出身選手たちを軸にに、鳥栖U-15で日本一を経験している実力派GK永田優斗と点取り屋の坂口、フォルトゥナSC出身のMF伊井舜哉らを加えた期待の世代だ。

 待望の人工芝グラウンドが完成し、女子サッカー部も4月に始動。ユニフォームも今年からアンダーアーマーに変わった。“新生・ルーテル学院元年”に入学した期待の1年生たちはどのような成長を遂げ、結果を残すか。

 この日、マン・オブ・ザ・マッチに選出されたドリブラー、島崎は「目標はチーム一のサイドアタッカーになることです。(憧れの選手は)ネイマールやコウチーニョ。まず熊本県で1位になって全国で優勝したい」。開幕4試合は3勝1分。球蹴男児U-16リーグで自信をつけて進化を遂げ、全国で躍動する。

(取材・文 吉田太郎)
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