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[関東]早稲田大、今季初黒星で首位陥落「意味のある敗戦だった」

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前節の早明戦で左目上を負傷したGK小島亨介はテーピングをして試合に出場していた

[5.6 関東大学L1部第5節 駒澤大2-0早稲田大 東国大G]

 早稲田大の開幕からの連勝が4で止まった。今季初黒星を喫すると、順位も首位から3位に後退した。

「立ち上がりに相手の勢いにやられた。対策はしていたが、想定以上だった。隙を突かれた」。主将MF岡田優希(4年=川崎U-18)も完敗といった様子で声を落とすしかなかった。

 唯一の開幕4連勝で首位に立っていた早稲田大だが、この日はその勢いが影をひそめる。そして前半17分にセットプレーの流れから先制点を献上すると、その3分後にもクロスボールを頭で決められ失点。アーリークロスに守備陣が後手を踏み、ボールウォッチャーになってしまったところを立て続けに決められた。

 守護神のU-21日本代表GK小島亨介(4年=名古屋U18)も「相手がどうやってくるかをスカウティングしていたが、それを超えられてしまった」と同じように敗因を分析。「連勝の中で球際だったり、競り合いの部分だったりでおろそかになっていた部分があった。今日の試合で感じさせられた。意味のある敗戦だったと思います」と気を引き締め直していた。
 
(取材・文 児玉幸洋)
●第92回関東大学L特集

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