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脳出血のファーガソン氏、術後最初に発した言葉とは…?関係者「いつものアレックスだ」

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 脳出血で5日に緊急手術を受けた元マンチェスター・ユナイテッド監督アレックス・ファーガソン氏(76)は家族と会話をするなど、徐々に快方に向かっている。

 英『サン』によると、手術後、起き上がったファーガソン氏が家族に向かって最初に発した言葉は「ドンカスターの結果はどうなった?」だった。息子のダレン・ファーガソン氏(46)が率いるドンカスター・ローバーズFC(イングランド3部相当)は5日、ウィガンと対戦したシーズン最終戦を0-1で落としていた。

 関係者は「いつものアレックスだ。彼のサッカー談義を止めることはできない」と話している。ファーガソン氏は緊急手術を終えたばかりにもかかわらず、2週間後に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を観にキエフまで行くと話し、家族を驚かせている。

 同氏はマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーが対戦する12日のFA杯決勝を観に行くことは当然難しく、その事実には落胆しているようだ。ベッドサイドにいる家族に対して「カップ戦の決勝は観に行けないのか……だったらキエフはどうだ?」と言い放ったという。

 関係者は「もちろん彼は5月26日のCL決勝を観に行きたいと思っている。愛弟子であるFWクリスティアーノ・ロナウドが、レアルのユニフォームを身にまとってリバプールと戦うのだから」と指摘した上で、病状について次のように続ける。

「C・ロナウドはアレックス氏を父のように思っている。だが、アレックス氏には十分な休息が必要だ。完全に回復するためには、医者のいうことをしっかり守らなければならない」

「いまファーガソン氏はとても元気だし、術後の経過もいい。日常を取り戻しはじめている」

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