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10試合終えてJ3最下位…富山が浮氣監督と契約解除、後任は安達亮氏

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富山が浮氣哲郎監督と契約解除

 カターレ富山は9日、浮氣哲郎監督と双方合意の上で契約を解除したことを発表した。後任は安達亮氏が務める。

 昨年から富山を指揮していた浮氣監督。昨季は13勝8分11敗で8位に終わると、今季も10試合を終えて2勝8敗で最下位と低迷していた。

 森野弘樹代表取締役社長は、「今シーズンはJ3優勝・J2昇格を目標に掲げ、昨シーズンの課題を克服するため、浮氣哲郎監督とともにクラブ一丸となって戦って参りました。しかしながら、現時点でJ3リーグ最下位という戦績となっており、大変厳しい状況に位置しております」と謝罪した。

 その上で「クラブはこの現状を真撃に受けとめ、カターレ富山を未来へと繋ぐためにも、このタイミングでの監督交代が必要との決断に至ました。浮氣監督には、若手選手の育成を含め、クラブの目標達成のために誠実に取り組んで頂きましたが、現在の成績は不本意なものであり、勝利への戦略・戦術を再構築し、チームに変化を与えるためにも指揮官を交代することが必要であるとの結論に至りました」と説明した。

 事実上の解任となった浮氣監督は、「クラブ設立10周年となる節目のシーズンに優勝・昇格を目標として、選手・スタッフ一丸となってここまで挑んで参りましたが、私の力が足りず、ここに至るまでに結果が出せなかったこと、本当に申し訳ありません」と謝罪し、チームを支えてくれるファンらに感謝した。

 後任の安達新監督は、これまで横浜F・マリノスやV・ファーレン長崎などのコーチを歴任。2011年にはヴィッセル神戸の監督も務めた。トレーニングには明日10日から合流し、天皇杯県予選決勝・富山新庄クラブ戦が初陣となる。

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