beacon

磐田が中野&荒木コンビで2ゴール奪取…清水とのダービー制してGL突破に前進

このエントリーをはてなブックマークに追加

磐田が“静岡ダービー”を制した

[5.9 ルヴァン杯グループリーグ第5節 磐田2-1清水 ヤマハ]

 ルヴァン杯グループリーグ第5節が9日に行われ、B組3位のジュビロ磐田はホームで同1位タイの清水エスパルスに2-1で勝利した。後半13分にFW中野誠也のゴールで先制し、同20分に清水のFW長谷川悠に同点弾を許したが、同23分に中野が再び決めて勝ち越しに成功。清水を抜いて2位に浮上し、プレーオフステージ進出に前進した。

 今季3度目となった“静岡ダービー”。過去2戦で1分1敗と勝利のない磐田は立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛ける。前半12分、右から大きなサイドチェンジのボールを受けたMF荒木大吾が左45度から右足で巻いたシュート。しかし、わずかにクロスバーの上に外れた。

 清水はMF村田和哉のスピードを生かしてカウンターに活路を見いだすと、前半25分に村田が右サイドを突破してグラウンダーのクロス。PA内中央でフリーの長谷川が右足で合わせるも、ゴール左に外れる。同34分にはMF白崎凌兵が右CKからのこぼれ球に反応し、PA手前右で右足を振り抜くが、カーブをかけたシュートはゴール左へそれた。

 その後、磐田は何度もセットプレーのチャンスを迎えながら得点機につなげることはできず。前半は両チームとも決め手を欠き、スコアレスで折り返した。

 均衡が破れたのは後半13分。カウンターから荒木がドリブルで持ち運び、タイミングを図ってスルーパスを送る。中央から流れてPA内右で受けた中野が右足のシュートでGK西部洋平の股を抜き、先制ゴールを挙げた。

 ビハインドを負った清水は後半20分に追いつく。右サイドから村田が右足でクロスを送り、ファーの長谷川がヘディングシュート。MF松本昌也の背中に当たったボールがゴール左に向かうと、GK三浦龍輝に右手で触られながらもラインを割った。

 しかし、先制点を決めた磐田ルーキーが再び大仕事を果たす。後半23分、左サイドの荒木が右足でクロスを供給。ニアの中野が高いジャンプからヘディングでゴール左に叩き込み、2-1とする。中野はプロ初先発で初得点を挙げた前節・札幌戦(2-3)に続く2戦連発弾で、プロ3ゴール目を記録した。

 中野は後半33分に足をつって担架で運ばれ、大きな拍手を受けながらMF松浦拓弥と交代。磐田はそのまま2-1のリードを守り切り、今季の“静岡ダービー”で初白星を手にした。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●[ルヴァン杯]GL第5節 スコア速報

TOP