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初得点は「嬉しすぎて覚えていない」…鳥栖FW石井快征、PKは“高校デビュー”の先輩に譲った!?

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全2得点に絡んだ鳥栖FW石井快征

 トップチームデビュー戦で初ゴールを挙げたサガン鳥栖U-18のFW石井快征。自身が獲得したPKはMF小野裕二がキッカーを務めたが、公式サイトでその際のやり取りが明かされている。

 サガン鳥栖は9日、ルヴァン杯グループリーグ第5節でV・ファーレン長崎と対戦。4月に18歳になったばかりの石井は2種登録選手として初先発を果たし、華々しいパフォーマンスを見せた。

 前半33分、MF河野広貴のPKがGK増田卓也に阻まれたが、こぼれ球に反応して角度のないところからシュート。これをしっかり決めてトップチーム初ゴールを記録すると、後半25分には、ドリブルでのカットインから2点目につながるPKを獲得した。

 公式サイトでは、同じく高校(横浜FMユース)時代にトップチームデビューを果たした小野が「石井選手が『蹴ってください』と言ったので僕が蹴りました」とコメント。PK獲得直後、キッカーに立つ小野に近付く石井の姿が見られたが、譲るための意図だったようだ。

 初ゴールについて「嬉しすぎて覚えていないです(笑)」と振り返った石井だが、「積極的にしかけるところなど出来た部分もありますが、もっとボールをおさめないといけなかったし、判断のところなど課題も見つかった」と反省も。鳥栖の未来を担う2000年生まれの今後に期待せずにはいられない。

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