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審判に暴言&暴力行為で一発退場…トゥランになんと“16試合”の出場停止処分

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アルダ・トゥランになんと16試合の出場停止処分

 日本ではジュビロ磐田に所属するDFギレルメに対して6試合の出場停止処分が発表されたが、トルコではバシャクシェヒルのMFアルダ・トゥランになんと16試合の出場停止処分が科された。

 4日、バシャクシェヒルはトルコリーグ第32節でシワススポルと対戦。首位ガラタサライと勝ち点1差で2位につけていたバシャクシェヒルにとって、勝利が欲しい試合だった。前半14分に先制したバシャクシェヒルだが、38分にMFマルシオ・モッソロが退場。数的不利な状況に陥った。

 それでも1点リードを保っていたバシャクシェヒルは、終了間際の後半アディショナルタイム2分にまさかのオウンゴールにより同点に追いつかれてしまう。あとがなくなったバシャクシェヒル。“トルコの英雄”も残りの時間でなんとか勝ち越そうと必死だったが、その思いが裏目に出てしまう。

 後半アディショナルタイム4分、右サイドをドリブルで突破しようと試みたトゥランがDFジョン・ボイェとのマッチアップで転倒。ボールはそのままサイドラインを割って副審はシワススポルのスローインと判定した。このジャッジに腹を立てたトゥランは副審に詰め寄り、両手で彼を突き飛ばした。すると、主審はレッドカードを提示。試合はそのまま1-1で終了し、バシャクシェヒルは優勝争いから一歩後退した。

 英『BBC』によると、トゥランに対して3万9000トルコリラ(約100万円)の罰金と、副審への暴力行為により10試合、侮辱発言で3試合、そして強迫行為により3試合の計16試合の出場停止処分が科された。

 今年1月にバルセロナから2020年6月までのレンタル移籍でバシャクシェヒルに加入したトゥラン。今季は残り2試合だが、来季開幕から14試合の出場停止になると、復帰は12月頃になりそうだ。

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