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「我々はまだ生きている」最下位京都が布部監督の退任発表、コーチのジュロヴスキー氏が後任に

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ジュロヴスキーコーチが新監督に就任

 J2最下位の京都サンガF.C.は11日、布部陽功監督(44)の退任を発表した。後任には前節でも暫定指揮を執ったコーチのジュロヴスキー氏(56)が就任する。

 布部氏は柏のヘッドコーチ、柏U-18の監督を経て2017年に京都の監督に就任。昨季は12位でシーズンを終えたが、今季は2勝3分8敗の勝ち点9で最下位に低迷している。布部氏はクラブを通じて、コメントを発表している。

「約1年と4か月でしたが、皆さまのご期待にお応えすることができなく心からお詫び申し上げます。クラブに関わる全ての皆さまと、素晴らしいスタッフ、選手たちでつくる京都サンガをこれからも応援しています。本当にありがとうございました」

 新監督に就任したセルビア人ジュロヴスキー氏はセルビアやユーゴスラビアのクラブで監督を歴任し、日本では08から13年にかけて名古屋のアシスタントコーチを務めた。マケドニア代表監督を経て16年に再び名古屋に復帰し、今季、京都のフィジカルコーチ兼コーチを担当。前節の第13節山口戦で暫定指揮を執っていた。

 ジュロヴスキー新監督もクラブをコメントを発表し、「今は本当に難しい状況ですが、我々はまだ生きているし、選手たちはいい質を持っています。今すぐに先のことは言えませんが、目の前の1試合1試合を集中して、すべての試合で100%の力を出しきる、ハードワークすること、歴史ある京都のクラブの監督を務めるにあたり、感謝と誇りを持って、選手・クラブと共に戦うことを約束します」と意気込みを示している。

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