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ミスを悔やむ若きドンナルンマを慰める40歳ブッフォン「君はまだ20歳」

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イタリアを代表する2人の“ジャンルイジ”

 ユベントスの主将GKジャンルイジ・ブッフォンが、ミランの若きGKジャンルイジ・ドンナルンマに対し、「君はまだ20歳だ」と励ましていたと、イタリアメディア『スポーツ・メディアセット』が10日、伝えている。

 ユベントスとミランは9日、コッパ・イタリア決勝で対戦。19歳のドンナルンマは、FWパウロ・ディバラのシュートに対し、2度にわたり素晴らしいセービングを見せた反面、2失点目および3失点目のシーンでは、わずか数分間の間に決定的なミスを2度犯すなど、集中力を欠いたプレーも見せた。結果、ミランは王者ユベントスに0-4で完敗。ジェンナーロ・ガットゥーゾ指揮下における初タイトルのチャンスを逃した。これから長いキャリアを送るだろうミランの若き守護神にとって、決して忘れられない苦い夜となった。

 ユベントスの40歳GKは試合終了後、気落ちするイタリア代表の後輩GKの姿を目にすると近寄り、耳元で囁いた。現役引退が間近に迫るブッフォンは、20歳年下のドンナルンマに対し、「君はまだ20歳なんだ」と、励ましの言葉をかけ、これから待ち受けているだろう輝かしい未来へ目を向けるよう促した。2人のジャンルイジは抱擁を交わし、この日で最も美しい瞬間となった。

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