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市立船橋高の後輩が明かす、新潟MF原輝綺の高校時代と“ハンパない”一面

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市立船橋高時代(左)とアルビレックス新潟のFW原輝綺。(写真協力=高校サッカー年鑑)

 今年のJリーグは例年以上に10代選手の活躍が光るスタートになっています。ゲキサカではプロ1、2年目選手の高校時代を知る後輩たち(現役高校生プレーヤー)に対して、現在プロで活躍するヤングプレーヤーの高校時代についてインタビュー。彼らのピッチ内、ピッチ外で“ハンパなかった”一面や意外な一面とは?

 第7回はアルビレックス新潟のMF原輝綺選手についてです。昨年、市立船橋高(千葉)から加入1年目ながらJ1開幕戦で先発デビューを果たし、計18試合に出場。最終ライン、中盤の複数のポジションでハイレベルなプレーを見せ、U-21日本代表にも名を連ねているタレントです。高校時代は名門・市立船橋で2年時からレギュラー。CBを努めていた3年時には攻守において印象的なプレーを続け、インターハイではMVP級の活躍を見せてチームを日本一へ導きました。その2学年上の先輩について、1年時からAチームでプレーし、ピッチ外でも仲が良かったという日本高校選抜MF井上怜選手とCB岸本駿朔選手が教えてくれた(紹介してくれた2人の写真はコチラ)。
 
―プロ1年目でいきなり開幕戦先発デビュー。それほどのことをやる選手だと?
井上:「原さんが凄いというのは知っていました。原さんはピッチ外でもめっちゃ仲良くしてくれていたので、そういう面ではめっちゃ応援していましたし、ピッチ内とピッチ外だとオンとオフの差が凄かったです」

―冷静な印象があるけれど、普段は?
井上:「普段はずっと笑っている感じで結構イジって来たりしますし、普段はめっちゃ優しいです」
岸本:「原さんはどっちかと言ったら静かな方です」

―2学年上だけど、垣根のようなものは無かった?
井上:「最初はちょっと怖かったですけれども、Aチームにずっといたのでそこで話す機会が増えて、(青森)山田のアウェーのB戦の後に『オマエ、巧くねぇ?』と言って来てくれて、そこから仲良くしてもらっていました」

―ピッチの上ではどのような存在だった?
井上:「ポジションは違っていましたけれども、原さんが最初Bチームで努力してAチーム行ったというのは知っていました。(3年の8月に)U-19代表に呼ばれた前など、ずっと自主練を一緒にやっていて、自主練の意識が高いなと思っていましたし、(当時も)自主練一緒にできていいなと思っていた」

―一緒に自主練できて嬉しかった?
井上:「普通、後輩に自主練誘ったら、後輩も他のことをやりたいと思うので心境的に『ウワッ』となることもあると思う。でも、自分は自分は原さんに言われても思わなかった。それは人柄もあると思います。(自主練の内容は)原さん、代表はボランチと言っていたので、速いパスが来たのを自分、最初は削らないように軽く行っていたんですけれども、そうしたら『殺しに来い』と言ってくれて。それで僕も『やってやろう』と思ってバンバンやっていました」

―参考にしているところはある?
岸本「原さんや杉(岡大暉)さんの動画はたまに見ますし、本当にビルドアップの部分は少しでも近づけるように練習から意識しています」

―今でも交流はある?
井上:「『帰ってきたらご飯連れて行ってくださいよ』、と言うと、『分かった』というけれども全然帰ってこないです(微笑)」

―高校時代、この試合エグかったなという試合はある?
井上:「原さんはこの試合凄かったというよりも、どの試合も同じアベレージで安定して凄いと思っていたので、この試合というのは無かったですね。波が無かったですよ」

―ここはハンパなかったなというところは?
岸本:「原さんは縦パスをここというところを狙ったり、ポケットに落とすボールとかはとても上手かったなというのがあります」
井上:「アジリティーは凄かったです。切り返しとかにも対応してくるし、止めて蹴るのも巧いし、(紅白戦で)自分が1対1とかスピードに乗っている状態でも止められることが結構多かったですし、誘導してくる感じでした。来たら身体の入れ替えが速いので、そこで取られたりというのが多かったですし、ヘディングも強かった」

―なかなかあのクラスのDFとやることはないのでは?
井上:「いないですし、自分、紅白戦はA2だったので、高(宇洋、現G大阪)さんとか金子(大毅、現湘南)さん、杉岡(大暉、現湘南)さん、原さんと紅白戦、練習を毎日やっていたので、やっていて楽しかったですし、凄くいい経験になったと思います」

―今年の市立船橋に「原2世」候補はいる?
井上:「原さん2世は…いないと思います」

―自分も同じステージに立つ、という思いがある。
井上:「プロは目指しているけれども、今の途中出場じゃ厳しい。立場的にプロになれる状況にないので、まずはチームでスタメンを獲ることが目標ですね。でもそれを目標にしていると、獲ったら終わってしまう。だからプロというのはずっと考えていますし、今はプロと言える立場ではないので、言える立場にしたいです。仲間の期待に応えるようにやりたいです」

(取材・文 吉田太郎)

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