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最終節で復帰の可能性高まる香川、ドイツ紙は「2つの意味で大きな正念場」

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ブンデスリーガ最終節で活躍を目指すMF香川真司

 ブンデスリーガ最終節で復帰の可能性が高まったドルトムントのMF香川真司について、ドイツ『キッカー』が「2つの意味で大きな正念場を迎える」と報じている。

 香川は2月10日に行われたブンデス第22節ハンブルガーSV戦で左足首を負傷した。4月29日の第32節ブレーメン戦でベンチ入りを果たしたものの、再び同箇所を痛め、5日の第33節マインツ戦は欠場。約3か月にわたってゲームから遠ざかっている状況だ。

 同紙によれば、日本代表の西野朗新監督が4月に欧州組の視察でヨーロッパを訪れた際に、香川と話し合いの場を設けたという。しかし、指揮官は「W杯出場に向けての強い意志は感じ取れたが、まだ不足しているところもある」と指摘。「2月から実戦から遠ざかっており、間に合わない可能性があるとも感じた」と不安を募らせたようだ。

 そうした中、香川は12日に行われるブンデス最終節の4位ホッフェンハイム戦で復帰する可能性が浮上。3位ドルトムントは現在、5位レバークーゼンとは勝ち点3差で、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の4位以内を死守するために負けられない一戦となる。

 同紙はW杯出場に向けた香川の立ち位置とドルトムントの現状を踏まえ、「香川はまさに2つの意味で大きな正念場を迎えることになった」とレポートした。

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