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MLS選手の年俸が明らかに…“格安”イブラヒモビッチはトップ10にも入らず

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MLSがリーグ所属選手のサラリーを発表した

 MLSがリーグ所属選手のサラリーを発表した。バスティアン・シュバインシュタイガーマイケル・ブラッドリーダビド・ビジャら、ヨーロッパで実績のある有名選手が上位を占めた一方で、3月からMLSに新天地を求めたズラタン・イブラヒモビッチは上位にランクインしなかった。トップ10は次のとおり。

■2018-19MLSプレーヤー年俸トップ10
1:バスティアン・シュバインシュタイガー(ドイツ/シカゴ・ファイアー)|610万ドル(約6億5800万円)
2:マイケル・ブラッドリー(アメリカ/トロントFC)|600万ドル(約6億4800万円)
3:ダビド・ビジャ(スペイン/ニューヨーク・シティFC)|561万ドル(約6億0600万円)
4:セバスティアン・ジョビンコ(イタリア/トロントFC)|560万ドル(約6億0500万円)
5:ジョジー・アルティドール(アメリカ/トロントFC)|500万ドル(約5億4000万円)
6:カルロス・ベラ(メキシコ/ロサンゼルスFC)|450万ドル(約4億8600万円)
7:ジオバニ・ドス・サントス(メキシコ/LAギャラクシー)|425万ドル(約4億5900万円)
8:ディエゴ・ヴァレリ(アルゼンチン/ポートランド・ティンバーズ)|232万ドル(約2億5000万円)
9:ホナタン・ドス・サントス(メキシコ/LAギャラクシー)|200万ドル(約2億1600万円)
9:マキシ・モラレス(アルゼンチン/ニューヨーク・シティFC)|200万ドル(約2億1600万円)

 イブラヒモビッチはマンチェスター・ユナイテッド時代、年間2700万ドル(約29億円)ものサラリーを手にしていたとされる。しかし、MLSでは年俸に上限があるサラリーキャップ制度が設けられており、デジグネイティッド・プレーヤー・ルール」(特別指定選手制度)でその上限を超えた条件で選手を獲得することもできるが、LAギャラクシーはすでにその枠を使い切っていた。そのため「イブラヒモビッチは95パーセントの収入減を受け入れてMLSに移籍した」と一部メディアで報じられていた。

 イブラヒモビッチがLAギャラクシーで受け取っているサラリーは、150万ドル(約1億6200万円)と掲載されている。もちろん、年俸とは異なる収入はここに加算されていないが、ユナイテッド時代に比べて、年俸は大幅ダウンとなっていたもよう。

 鳴り物入りでアメリカへ移籍したイブラヒモビッチだったが、年俸トップ10の条件からは程遠く、大幅なサラリー減を受け入れた上でのMLS参戦だったようだ。
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