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GKランゲラック神セーブ連発も焼け石に水…守備崩壊の名古屋、長崎に3失点完敗で12戦勝ちなし

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長崎に0-3で敗れた名古屋

[5.12 J1第14節 長崎3-0名古屋 トラスタ]

 14位V・ファーレン長崎がホームで18位名古屋グランパスに3-0で勝利した。前半3分と後半4分にFW中村慶太が連続ゴールを決め、同31分には途中出場のFW鈴木武蔵がダメ押し弾を奪取。連敗を3で止め、4試合ぶりの白星を飾った。一方の名古屋は3試合ぶりの黒星で12戦勝ちなし(3分9敗)。最下位から脱出することはできなかった。

 開幕から4バックをベースに戦っている名古屋は3-4-2-1の布陣でスタート。長崎と同じ3バックで第2節・磐田戦(1-0)以来の白星を目指したが、キックオフ直後に出鼻をくじかれてしまった。

 前半3分、右サイドに流れてボールをキープしたFWファンマが右足でグラウンダーのクロスを供給。ファーの中村が名古屋DF宮原和也の死角から急激なスピードアップで中央に走り込み、右足でゴール中央上部に蹴り込んだ。中村は2試合連続ゴールで今季4点目をマーク。長崎が開始早々に先制した。

 長崎はその後も相手を押し込み、決定機を量産していく。しかし、W杯メンバー入りを目指すオーストラリア代表GKランゲラックがビッグセーブを連発し、追加点を許さない。前半アディショナルタイム1分には中村のシュートがクロスバーを直撃し、こぼれ球をMF中原彰吾が右足で押し込もうとするが、至近距離からのシュートはGKランゲラックに右手1本で抑えられた。

 名古屋は後半開始からMF秋山陽介に代え、17歳のDF菅原由勢を投入する。しかし、ホームの長崎は流れを渡さない。後半4分、ファンマが名古屋MFワシントンのバックパスをカットすると、中央をドリブルで持ち上がり、相手DFを引き付けて右にパス。勢いよく走り込んだ中村がPA内右で右足を振り抜き、ゴール左にダイレクトシュートを突き刺した。

 中村はこれで今季5得点目。さらに長崎の勢いは続く。後半31分、左サイドのMF翁長聖が縦に仕掛け、左足でクロス。途中出場の鈴木がPA内中央でDF櫛引一紀に競り勝ち、頭でゴール右に押し込む。鈴木は2試合ぶりの一発で今季5得点目を記録。名古屋は終盤の反撃も実らず、0-3で敗れた。

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