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12戦勝ちなしで最下位に低迷…風間監督が嘆く“戦えない”名古屋

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戦う姿勢が欠けていたことを強調した風間八宏監督

[5.12 J1第14節 長崎3-0名古屋 トラスタ]

 J1第14節1日目が12日に開催され、名古屋グランパスは敵地でV・ファーレン長崎に0-3で敗れた。これで12試合未勝利(3分9敗)となり、順位は最下位のまま。風間八宏監督は試合後のインタビューで、“戦えない”チームの現状を嘆いた。

 名古屋は前半3分に自陣でのスローインを長崎に奪われ、その流れからFW中村慶太にあっさりと先制ゴールを献上。ハーフタイム明け早々の後半4分には後方でのパスをカットされ、カウンターから中村に追加点を許した。

 前後半の立ち上がりにいずれも軽率なミスから2失点。後半31分にFW鈴木武蔵にダメ押し弾を奪われると、反撃も及ばずに0-3の完敗となった。

 風間監督は「2つのミス、特に立ち上がりですね。集中力の欠如、前半も後半も。それで追いかける形になった」と指摘。「やっぱり1番大事な戦うというところ。これが欠如していた試合だと思います」と続けた。

 システム変更の意図についても言及したが、「何回も言いますけども、やはり戦えなければ何も起こらないということです」と、課題は同じところに行き着く。

 名古屋は開幕3試合で2勝1分と好スタートを切りながら、クラブワースト2位タイの8連敗を含む12戦勝ちなし(3分9敗)と苦しい状況が続いている。

 次節は20日に行われ、名古屋はホームで柏と対戦。指揮官は低迷からの脱出に向け、「もう前を向いてどんどんやっていくしかないので、そういう意味では今日戦えなかった分、次の試合は本気で全力で戦わせなければいけないと思います」と決意を語った。

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