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長谷部出場停止のフランクフルト、まさかの失速で欧州カップ圏外フィニッシュ

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最終戦にも敗れたフランクフルト

[5.12 ブンデスリーガ第34節 シャルケ1-0フランクフルト]

 ブンデスリーガは12日、最終節第34節を各地で一斉開催し、MF長谷部誠とFW鎌田大地所属のフランクフルトシャルケに0-1で敗れた。今季の最終結果は8位となり、リーグ戦での来季の欧州カップ戦出場権獲得を逃した。

 2月19日の第23節時点では3位に立っており、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)圏内をキープしていたフランクフルト。終わってみれば、UEFAヨーロッパリーグ(EL)圏内からも転げ落ち、5季ぶりの欧州カップ戦に手が届かなかった。

 原因となったのは、終盤10試合で3勝1分6敗という大失速。第30節直前にニコ・コバチ監督のバイエルン行きが発表となり、第31節には長谷部がヒジ打ちの反則を犯し、ラスト3試合で出場停止処分を下されるなど、沈んだムードを打破することができなかった。

 もっとも、シーズンはまだ終わっていない。2年連続で迎えるDFBポカール(ドイツ国内杯)決勝を19日に控えており、リーグ6連覇中のバイエルンと対戦。これには長谷部も出場することができ、もし優勝すればEL出場権が得られる。

 昨季もう一歩のところで逃したドイツ王者の座を得るため、そして欧州の舞台に再び参戦するため、“イーグルス”は1週間後、今季最後の重要な一戦に臨む。

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