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19歳DF冨安健洋が欧州デビューのシントトロイデン、2点先行でアントワープに勝利

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昨年のU-20W杯に出場した19歳DF冨安健洋が新天地デビュー

[5.12 ベルギーリーグPO2第9節 アントワープ1-2シントトロイデン]

 ベルギーリーグは12日、ヨーロッパリーグ(EL)予選2回戦の出場権を争う「プレーオフ2」の第9節を行った。19歳DF冨安健洋の所属するB組3位のシントトロイデンは敵地で同2位のアントワープと対戦し、2-1で勝利。ベンチスタートの冨安は後半アディショナルタイム3分に投入され、移籍後初出場を果たした。

 シントトロイデンは前半26分にMFジョナタン・レジャールが先制ゴールを挙げ、同33分にはFWチュバ・アクポムが追加点をマーク。後半5分にアントワープのMFレダ・ヤーディに1点を返されたが、リードを維持して終盤を迎えると、同アディショナルタイム3分にアクポムを下げ、冨安をピッチへ送り出す。

 福岡の下部組織出身の冨安は高校2年生時の2015年5月に2種登録され、同年10月に公式戦デビュー。高校3年生だった2016年にトップ昇格を果たし、2017年にはU-20W杯にも出場した。そして2018年1月にシントトロイデンへ完全移籍。加入後はベンチ入りとベンチ外を繰り返していたが、ついに欧州デビューを飾った。

 試合はシントトロイデンが2-1とリードしたまま終了。アントワープを順位で逆転して2位に浮上したが、残り1試合で首位ロケレンとの勝ち点差が4となったため、各組1位による決勝に進むことはできなかった。

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