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粘り強く戦った町田が讃岐に完封勝ち!3連敗から3連勝飾って4位浮上

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[5.13 J2第14節 町田3-0讃岐 町田]

 J2リーグは13日、第14節2日目を行った。町田市立陸上競技場ではFC町田ゼルビアカマタマーレ讃岐と対戦し、3-0で勝利した。

 最初にチャンスを作ったのは、讃岐だった。前半10分、MF渡邉大剛のスルーパスに反応したFW木島徹也がPA左手前から左足シュート。しかし、惜しくもクロスバーを叩いた。町田は18分、DF大谷尚輝のクロスのセカンドボールからMF森村昂太が右足で狙うが、相手DFのブロックに阻まれる。

 直後に讃岐がカウンター発動。MF佐々木匠が右サイドに出したパスを渡邉がクロスを供給し、ファーサイドに走り込んだDFアレックスが滞空時間の長いヘディングシュートを放つが、GK福井光輝のファインセーブに阻まれる。26分には、左サイドでFKを獲得した町田が、セカンドボールのクロスからDF深津康太がゴールネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドだった。

 町田は前半26分、左腿裏あたりを痛めたMF中村祐也が自ら歩いてピッチを後にし、FW杉森考起との交代を余儀なくされた。前半のうちに交代カードを使うこととなったが、直後に先制点を挙げる。29分、左CKからMF吉濱遼平がゴール前に蹴り込むと、深津が頭で中央へ折り返したボールを大谷が右足で沈め、1-0。前半をリードして終えた。

 さらに町田は後半開始早々に追加点を奪う。3分、浮き球パスからPA左に進入したFW鈴木孝司が左へ叩き、FW中島裕希がピンポイントクロスを供給。フリーでゴール前に走り込んだ吉濱がヘディングシュートを叩き込み、2-0とリードを広げた。15分には、深津に代えてDF小島雅也をピッチに送り込んだ。

 停滞気味の讃岐は、後半18分にFW重松健太郎に代えてMF西弘則を投入する。29分、佐々木がPA左深くまで進入し、左足で上げたクロスに木島が飛び込んだが、GK福井に処理されてしまう。32分には、北野誠監督が2枚替えを決断。木島とDFパク・チャニョンを下げ、MF林友哉とMF鈴木拳士郎を入れ、交代カードを使い切った。

 しかし、次にスコアを動かしたのも町田だった。後半34分、鈴木がPA右で粘ってボールをキープすると、中島、吉濱とつながって最後に杉森が右足でゴール左隅に流し込み、3-0。その後も讃岐に得点を許さなかった町田が、3連敗から3連勝とし、4位に浮上。一方、讃岐は3連敗を喫した。

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