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“勝負の分岐点”で日本人選手の明暗くっきり…1点守った久保ゲントが7戦ぶり白星! 森岡アンデルレヒトはCL出場へ正念場

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日本人対決に臨んだFW久保裕也とMF森岡亮太

[5.13 ベルギーリーグPO1第9節 ゲント1-0アンデルレヒト]

 ベルギーリーグは13日、優勝を争う「プレーオフ1」の第9節を行った。FW久保裕也の所属する4位ゲントはホームでMF森岡亮太所属の2位アンデルレヒトと対戦し、1-0で勝利。7試合ぶりの白星を挙げ、UEFAヨーロッパリーグ(EL)予選2回戦行きを懸けた「テストマッチ」に出場できる4位をキープした。2試合連続スタメンの久保はフル出場し、4戦連続先発の森岡は後半37分までプレーしている。

 レギュラーシーズンを含めて今季4度目となった日本人対決。久保は最前線、森岡は2シャドーの一角でそれぞれ起用された。

 先にペースをつかんだのはゲント。前半7分、久保がPA右脇で自ら獲得したFKのキッカーを務めると、意表を突いたグラウンダーの横パスを出し、MFフランコ・アンドリヤシェビッチが右足で合わせる。しかし、GKがファインセーブ。これで得た右CKから、同8分にキッカーの久保が正確なクロスを送るも、DFディラン・ブロンのドンピシャのヘッドは再びGKのビッグセーブに遭った。

 アンデルレヒトは前半15分にMFケニー・ハサン・サイフが負傷交代するアクシデント。ゲントはなおも攻勢をかけ、同16分にアンドリヤシェビッチのパスをPA内右で受けた久保が右足でシュートを放つが、ゴール左へ外してしまう。すると、徐々にアンデルレヒトもチャンスを作り始める。

 前半25分、森岡の絶妙なワンタッチパスにPA内右のMFピーテル・ヘルケンスが右足で合わせるも、シュートはクロスバーの上へ。同アディショナルタイム1分には森岡が右足でブレ球シュートを放つ。だが、GKの正面を突き、スコアレスで前半を折り返した。

 ゲントはハーフタイム明けも流れを渡さず、後半2分に味方のスルーパスに走り込んだ久保がPA内右から右足でシュートを打つが、好反応を見せたGKに阻まれる。続く久保の右CKも先制ゴールには結び付かない。

 それでも試合が動いたのは後半21分。自陣でボールを奪った森岡が高い位置までドリブルで運び、FWウカシュ・テオドルチクにスルーパスを送るが、ゲントのMFアンダーソン・エシティにカットされる。

 流れたボールをエシティが残してカウンターを仕掛けると、左サイドのFWロマン・ヤレムチュクが久保とのワンツーで抜け出す。最後はヤレムチュクの低く速いクロスをファーのFWモーゼス・ダディ・シモンが右足で押し込み、先制ゴールを奪取。日本人選手の明暗が分かれる得点シーンとなった。

 久保は前半23分にPA手前やや左から右足で無回転のシュート。枠をとらえていたが、GKに左手1本で弾き出される。1点を追うアンデルレヒトは同37分に森岡を下げ、ストライカーのFWシルベール・ガンブラを投入。しかし、0-1のまま終了を迎えて2連敗を喫した。

 他会場では首位クラブ・ブルージュが勝ち点4差で2位のスタンダール・リエージュと1-1で引き分け、最終節を前に優勝を確定。2位と勝ち点2差のアンデルレヒトに残された可能性は、逆転2位でのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)国内上位予選出場、または3位でのEL予選3回戦出場のどちらかとなった。

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