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バルサ、無敗優勝目前で5失点敗戦…今季初黒星で無敗記録は「43」でストップ

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バルセロナが今季初黒星を喫した

[5.13 リーガ・エスパニョーラ第37節 レバンテ5-4バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラ第37節が13日に開催され、バルセロナレバンテのホームに乗り込んだ。前半9分と同31分に失点したバルセロナは同38分にMFコウチーニョが1点を返すが、後半1分、同5分、同11分に立て続けに失点。同14分と同19分にコウチーニョ、同26分にFWルイス・スアレスがネットを揺らしたものの、4-5で敗れた。無敗優勝まで、あと2つに迫っていたバルセロナだが、今季リーガ初黒星を喫して昨季第32節ソシエダ戦から続いた無敗記録は43でストップした。

 FWリオネル・メッシが招集外となり、MFセルジ・ロベルトを出場停止で欠くバルセロナはDFジェラール・ピケがベンチスタート。L・スアレス、コウチーニョ、FWウスマン・デンベレ、そして今季限りでの退団が発表されているMFアンドレス・イニエスタらを先発起用して、この一戦を迎えた。

 前半9分、左サイドを突破したMFホセ・ルイス・モラレスの折り返しをFWエマヌエル・ボアテングが左足で押し込み、レバンテがいきなり試合を動かす。さらに同31分にはMFササ・ルキッチのスルーパスから抜け出したE・ボアテングが、飛び出したGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンまでかわしてネットを揺らし、レバンテがリードを2点差に広げた。

 すると、2点のビハインドを背負ったバルセロナをアクシデントが襲い、前半31分、負傷したDFトマス・ベルメーレンがプレー続行不可能と判断され、ピケとの交代を余儀なくされた。しかし同38分、ドリブルで前線に上がったピケがL・スアレスにつなぐと、落としを受けたコウチーニョが豪快な右足ミドルでネットを揺らし、バルセロナが1点差に詰め寄った。

 1-2とレバンテにリードを許したまま後半を迎えたバルセロナは、反撃を試みたかったが立ち上がりに立て続けに失点。まずは同1分、MFホセ・カンパーニャのラストパスに反応したMFエニス・バルディがPA外から右足ミドルを突き刺して3点目。さらに同5分にはDFアントニオ・ルナのパスからPA内に侵入したE・ボアテングがハットトリックとなるゴールを右足で沈め、同11分にはカウンターから最後はバルディが左足でネットを揺らし、レバンテのリードは4点差に広がった。

 反撃に出るバルセロナは後半14分、右サイドからデンベレが中央に送ったボールのこぼれ球をコウチーニョが蹴り込み、さらに同19分にはMFセルヒオ・ブスケツが右から送ったパスを受けたコウチーニョがPA外から右足シュートで沈める。コウチーニョのハットトリックで2点差に詰め寄ると、同26分にはブスケツがPA内で倒されて得たPKをL・スアレスがきっちりと決めて、バルセロナがついに1点差に詰め寄った。

 しかし、その後も同点に追い付こうとするバルセロナがゴールに迫るが、最後まで同点ゴールは生まれず。レバンテに逃げ切りを許して4-5で敗れた。

●リーガ・エスパニョーラ2017-18特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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