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「これも人生…」オーバメヤン、ベンゲルの解任は想定外も「幸せだった」

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今季限りで退任したアーセン・ベンゲル監督とFWピエール・エメリク・オーバメヤン

 今冬、ドルトムントからアーセナルに加入したFWピエール・エメリク・オーバメヤンは移籍を決意する際、アーセン・ベンゲル監督がこの先、何年もチームの指揮を執ると思っていたようだ。『スタンダード・スポーツ』に語ったコメントを、英『フォー・フォー・トゥー』が伝えている。

「彼がこの先もずっと指揮を執ると思っていた。だけど、これも人生だし、サッカーというやつなんだ」

 上昇気流に乗れなかったチームは、4月20日にベンゲル監督の今季限りでの退任を発表。プレミアリーグを6位で終え、2年連続でCL出場権を逃した。しかし、シーズン途中に加入したオーバメヤンは、プレミアリーグ13試合出場10得点と決定力の高さを示して、攻撃陣をけん引した。

「ボスのためにサッカーができて、僕は幸せだった。あまり多くの時間を一緒に過ごせなかったけど、彼からは多くを学んだし、ここに来て良かった」と感謝を伝えるオーバメヤンは、ベンゲルのラストマッチとなったプレミア最終節ハダーズフィールド戦で決勝ゴールを記録。この試合限りでアーセナルを去る指揮官へ白星をプレゼントし、恩返しした。

「日曜日の試合は僕らにとって重要なものだった。ボスのアーセナル最後の試合だったからね。そんな試合でチームを勝利に導くゴールを奪うことができた。特別なゴールだよ」

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