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小川航基の無回転ショット起点に櫻内V弾! 磐田が首位甲府を下し逆転1位でGL突破

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磐田が敵地で首位甲府に1-0で完封勝利

[5.16 ルヴァン杯グループリーグ第6節 甲府0-1磐田 中銀スタ]

 ルヴァン杯グループリーグ第6節が16日に行われ、B組2位のJ1ジュビロ磐田は、すでにプレーオフステージ進出を決めている同1位のJ2ヴァンフォーレ甲府と敵地で対戦し、1-0で勝利した。前半8分にFW小川航基のシュートのこぼれ球からDF櫻内渚が決勝点をマーク。甲府との勝ち点1差をひっくり返し、逆転で首位通過を果たした。

 勝てば自力で突破が決定する磐田は開始早々にいきなりピンチを迎える。前半3分、甲府のMF阿部翔平からのロングパスを受けたMF高野遼がPA内左に進入し、左足でグラウンダーのクロス。ゴール前のFW太田修介が左足で合わせるも、DF高橋祥平が体を寄せたことで枠の右に外れた。

 そして前半8分、左サイドをえぐったMF荒木大吾がPA内左の小川にバックパスを出すと、小川がダイレクトで右足を強振。強烈な無回転シュートはGK岡西宏祐の正面に飛んだが、弾かれたボールを櫻内が右足で押し込み、アウェーの磐田が先制に成功した。

 磐田はリードした後も攻撃の高く意識を保ち、前半14分に高橋が左足で、同15分にはFW中野誠也が右足でミドルシュートを放つ。しかし、いずれも枠をとらえられず。甲府も同30分、DF橋爪勇樹の左CKからPA内中央のDF秋山拓也が体をかがめながら頭で合わせるが、右ポストに嫌われて同点とはならなかった。

 1点を追いかける甲府は後半からさらに攻勢を強める。後半8分、MF道渕諒平がゴール前でシュートチャンスを迎えるが、GK三浦龍輝が好セーブ。同9分には左サイドのFW田中佑昌が右足でクロスを入れ、ファーの道渕がトラップから右足でネットを揺らす。しかし、その前にボールが手に当たっていたとして得点は認められなかった。

 甲府はその後もテンポの良いパスワークでゴールに迫り、後半22分にはこの日最大の決定機。MF窪田良のワンタッチパスで裏を取った道渕がPA内右から折り返し、ファーの田中が無人のゴールに押し込むだけというシチュエーションを迎えたが、右足のシュートをふかしてしまう。結局ゴールが生まれないまま0-1で敗れ、最終節で磐田に首位の座を明け渡した。

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