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G大阪2位確定でGL突破も完敗にブーイング…敗退決定の名古屋は児玉駿斗プロ初弾など4発で快勝

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ルヴァン杯7点目を挙げたFW長沢駿

[5.16 ルヴァン杯グループリーグC第6節 G大阪1-4名古屋 吹田S]

 ルヴァン杯は16日、グループリーグ最終節を行い、ガンバ大阪はホームで名古屋グランパスと対戦し、1-4で敗れた。C組4位でグループステージ敗退が決定している名古屋が快勝。G大阪は敗れたが、他会場で3位広島が敗れたため2位が確定し、プレーオフステージ進出が決まった。

 名古屋がセットプレーのチャンスを生かし、先手を取った。前半15分、右CKをFW押谷祐樹が右足で蹴り込むと、競り勝ったDF畑尾大翔がヘディングシュートを叩き込んだ。G大阪も押し返し、前半20分、DF米倉恒貴とのパス交換からFW藤本淳吾が右サイド深い位置からクロスを入れ、FW長沢駿がトラップから右足で押し込んだ。

 一進一退の展開となり、前半24分には名古屋が勝ち越しに成功。高い位置でボールを奪ったFW押谷祐樹のスルーパスでFW深堀隼平が抜け出したが、深堀より先にG大阪DF三浦弦太が足を伸ばして対応。GK林瑞輝が抑えたが、これがバックパスの判定となり、名古屋がPA内でFKのチャンスを獲得。MF内田健太が力強く左足で蹴り込み、GKの股間を抜いた。

 2-1とリードする名古屋は勢いに乗る。前半41分にはカウンターから深堀がドリブルで右サイドを駆け上がり、MF児玉駿斗に横パス。児玉がペナルティアーク付近で右足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。2021シーズンの加入が内定している東海学園大所属の19歳が初スタメンで初ゴールを挙げた。

 3-1で折り返した後半立ち上がりに名古屋がダメ押しの4点目。後半3分、左後方の位置で獲得したFKをキッカーの押谷が右足で蹴り込み、畑尾がヘッドでつなぐと、内田がヘディングシュート。これは右ポストを直撃したが、跳ね返ったボールを自ら押し込み、すでに敗退が決定している名古屋が4-1で勝利した。

 グループステージ突破を決めたものの、完敗したG大阪サポーターからは容赦ないブーイングが浴びせられた。レヴィー・クルピ監督は「サポーターの皆さんには心からお詫びしなければならない。この結果は本当に申し訳ない」と謝罪。「今日選手が輝けなかったとしたら監督の私の責任。私が何かを変えなければ彼らの本当の良さを引き出すことはできない」と立て直しを誓い、「ここでバラバラになることなく、タイトルに向かって戦いたい」と前を向いたが、ブーイングは止まらなかった。

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