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「正直悩みました」2部降格のケルンから新天地へ…ブレーメン移籍の大迫が心境明かす

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ブレーメン移籍が決まったFW大迫勇也

 ブレーメンは16日、ケルンから日本代表FW大迫勇也(27)を獲得したことを発表した。

 大迫は所属事務所を通じて「この度、ドイツの中でも歴史あるクラブであるブレーメンに完全移籍することになりました。来シーズンは新たなチームで挑戦できることをうれしく思います」とコメントを発表した。

 2014年1月に鹿島から当時ブンデスリーガ2部の1860ミュンヘンに移籍した大迫は15試合6得点と結果を残し、翌2014-15シーズンからケルンに加入した。4シーズンで108試合出場、15ゴール。今季は25試合に出場し、4ゴール2アシストを記録したが、チームは最下位で2部降格が決まった。

「ケルンで過ごした4年間は、初のヨーロッパリーグ出場やFW以外でのポジションなどたくさんの経験をさせてもらい、サッカー選手として、一人の人間として成長させてもらえたことは感謝でしかありません」

 そうケルンへの感謝を口にし、「2部降格が決まったあと、いくつかの他クラブからのオファーを頂きました。正直悩みました。ケルンへの想いと新しいチャレンジ。最終的に今の自分に必要なのは高いレベルでプレーを続けていくことだと思い、移籍を決断しました」と、移籍に至るまでの心境を明かした。

「ブレーメンはケルン同様、今シーズン当初は苦しんでいましたが、監督交代以降、内容も結果も充実していきました。コーフェルト監督と話したときも、攻撃的なサッカーを続け、より高みを目指して行く中で『大迫が必要だ!』とストレートに言われ、その想いに答えたいと思い、ブレーメン移籍を決断しました」

 ドイツでの6シーズン目となる新シーズンに向け、「来シーズンは新天地でのスタートになりますが、みなさんに活躍している姿を届けられるように頑張りたいと思います」と決意を述べた大迫。ブレーメンにとっては1981~86年まで在籍した奥寺康彦氏以来の日本人選手獲得となる。

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