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「リスクは承知だった」マルセイユ指揮官、パイェの起用に後悔なし

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 マルセイユのルディ・ガルシア監督は、リスクを承知でMFディミトリ・パイェを起用したと認めた。

 16日に行われたヨーロッパリーグ決勝で、マルセイユはアトレティコ・マドリーと対戦。前半に先制点を許すと、30分過ぎに主将のパイェが負傷退場するハプニングにも見舞われる。その後も失点を重ね、0-3と完敗した。

 試合後、ガルシア監督はコンディションに不安を抱えるパイェの起用について問われると、「我々のベストプレーヤーの一人であるディミトリをスタートから起用した。アトレティコが失点するのはセットプレーのときだと考えていて、セットプレーで彼がいないのは痛手だった」と起用の正当性を説いた。

「今朝、試合の前にテストを行い、彼を起用できると判断した。彼は全力でプレーできることを心配していたが、ケガは悪くなっておらず、問題はコンディション面だけだった。このような試合ではある程度のリスクを承知で臨まなければならなかった。しかし、彼はパスでバレール・ジェルマンの決定機を演出したし、フリーキックでは相手に脅威を与えた」

 また、試合について「序盤に決定的なチャンスがあったが、90分を通して得点できなかった。ベストチームが勝利したに過ぎない。来年もう一度挑戦する。我々はマルセイユのファンが誇りに思えるだけのプレーができたと思う。私自身も選手たちを誇りに思う」とコメントを残した。

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