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本田、香川、岡崎の“ビッグ3”は「チームに欠かせない」

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MF香川真司、MF本田圭佑、FW岡崎慎司はそろって選出された

 日本代表西野朗監督は18日、都内で記者会見を行い、30日のキリンチャレンジ杯・ガーナ戦(日産ス)に向けた日本代表メンバー27人を発表した。

 バヒド・ハリルホジッチ前監督体制の下では代表から遠ざかる時期もあったMF本田圭佑(パチューカ)、MF香川真司(ドルトムント)、FW岡崎慎司(レスター・シティ)の“ビッグ3”がそろって選出された。会見の質疑応答でも、この3人に関する質問が続いた。

 ケガの影響で4月14日のバーンリー戦を最後に実戦から遠ざかっている岡崎について西野監督は「懸命にトップフォームに戻そうとしているが、(6月19日のW杯初戦まで)1か月の猶予があれば、間違いなくいい状態に持っていけるという予測と想像力を持って彼を選出した」と説明。本大会までにコンディションが回復することを期待したうえで、あらためてその献身性を高く評価した。

「我々がこれから大舞台で戦っていくうえで、止まっている選手がいたら戦えない。体もそうだが、それを働かせる頭の判断力が止まっていたり、ボールを早く動かせなかったり、そういうタイプの選手では間違いなくあのレベルでは戦えない。岡崎はプレミアリーグという厳しいタイトなゲームの中で、今でこそ少しケガ持ちではあるが、あれだけ体を動かして、守備への貢献度があり、ストライカーとしての役割も果たす。総合的な彼の役割は代えがいないと評価している。ただ運動量が多いということではなく、2つ3つ先のプレーへの貢献度、献身度はチームに絶対に欠かせないと思っていた」

 同様の評価は本田、香川に対しても口にした。「彼らのプレーというのは、みなさんもご存知のように代表チームに欠かせない。そういうパフォーマンスを維持して、さらに代表チームに貢献してほしいという中での選出になる」。ただ、左足首痛で2月から長期離脱を強いられた香川は今月12日の最終節・ホッフェンハイム戦に後半29分から途中出場し、実戦復帰したばかり。「香川についてはデリケートに考えないといけない。彼の選手生命というか、3か月もトップステージでやれていないという判断で招集した。彼の状態を期待しながらこのキャンプで最終的に確認したい」と慎重に言及。岡崎と違って厳しい見通しも示したうえで、「是非彼のトップフォームに戻っていることを期待する」と述べた。

(取材・文 西山紘平)

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