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中田英寿氏の古巣パルマが最終節で劇的昇格! 2015年の破産から“最短距離”でセリエA復帰

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パルマが4年ぶりにセリエAへ帰ってくる

[5.18 セリエB第42節 スペツィア0-2パルマ]

 セリエB最終節となる第42節が18日に各地で行われた。3位パルマは敵地で10位スペツィアと対戦し、2-0で勝利。他会場で引き分けた自動昇格圏内の2位フロジノーネと勝ち点で並んだが、直接対決の成績により順位を逆転し、4年ぶりにセリエA昇格を決めた。

 元日本代表MFの中田英寿氏が在籍したことでも知られる古豪パルマは、2015年6月に破産が確定して消滅。同年7月にSSDパルマ・カルチョ1913が創設され、セリエD(4部)から再スタートを切った。

 初年度の2015-16シーズンにセリエDで優勝を果たすと、セリエCに昇格した翌2016-17シーズンも2位に入り、セリエBへ。今季は第41節終了時点でプレーオフに回る3位につけていたが、最終節に劇的な形で自動昇格圏内に浮上し、最短で国内最高峰の舞台に戻ってくることになった。

 なお、首位エンポリはすでにセリエA昇格を決めており、残り1枠を懸けて3位フロジノーネ、4位パレルモ、5位ベネツィア、6位バーリ、7位チッタデッラ、8位ペルージャの6チームによるプレーオフが行われる。

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