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代表落選翌日の試合…西川「特別な思いあった」宇賀神「次に向けて」

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日本代表発表翌日の試合に臨んだDF宇賀神友弥とGK西川周作

[5.19 J1第15節 G大阪0-0浦和 吹田S]

 18日に日本代表の西野朗監督は30日のキリンチャレンジ杯・ガーナ戦(日産ス)に向けた日本代表メンバー27人を発表した。ロシアW杯登録メンバー23人の最終候補となる選考。入れ替えの可能性は残すが、今回選ばれていない選手たちのW杯出場はほぼなくなった。

 “落選組”は切り替えを強調した。バヒド・ハリルホジッチ前監督が指揮した3月のベルギー遠征ではメンバー入りしていたDF宇賀神友弥は、「少なからず自分にもチャンスはあったと思うけど、自分の力不足」と受け止める。ただし「日本代表を目指さないと成長はない」と続けると、「次のW杯は、自分が34歳になる年。今から相当な成長がないと難しいと思うけど、プロサッカー選手である以上、次に向けて成長していきたい」と前向きに話した。

 GK西川周作もその一人。試合では好セーブを連発して意地を見せ、試合後はW杯メンバー入りへ“生き残った”同級生の東口順昭とユニフォームを交換してエールを送る場面が見られた。「今回、代表発表があっての次の試合ということで特別な思いはあった」と話すと、「サッカー人生はまだまだ続く。周りの応援してくれている人に、『西川大丈夫だな』というのを、どうしてもプレーで示したかった。レッズのゴールを守り続けながら、新しい目標も出来たので、しっかり頑張りたい」と静かに闘志を燃やしていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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