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“バットマン”東口、W杯にフェイスガード「持っていく」…日の丸メッセージに決意新た

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熱いメッセージが寄せられた日の丸を広げるGK東口順昭

[5.19 J1第15節 G大阪0-0浦和 吹田S]

 試合後、ガンバ大阪の選手として唯一、ロシアW杯メンバー最終選考となるガーナ戦のメンバーに入ったGK東口順昭は、ほかの選手らとは別に、一人でサポーターのもとにあいさつに行った。

 東口は4月21日のC大阪戦で右頬骨骨折および右眼窩底骨折の重傷を負った。しかし5月12日の横浜FMで復帰。この日もフェイスガードをつけてのプレーとなったが、好セーブで無失点に抑えてみせた。

 超回復で間に合わせた形の東口。若干の腫れが残る素顔からは痛々しさもまだ伝わるが、現在の骨の状態については「半分以上はくっ付いていると思います」と説明する。また「どっちでもいいみたい」と話していたフェイスガードについては、この日も着用。W杯にも「一応、持っていく」という。

「選ばれたからには責任を持ってやっていきたい」

 サポーターから日の丸に寄せられた熱いメッセージにハイタッチ、そして万雷の拍手で送りだされた東口は、自身に言い聞かせるように話し、決意を新たにしていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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