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酒井宏がフル出場、マルセイユは最終節勝利も…モナコ、リヨンの勝利でCL出場権獲得ならず

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DF酒井宏樹は最終節でフル出場

[5.19 リーグ1第38節 マルセイユ2-1アミアン]

 リーグ1は19日に第38節を行い、日本代表DF酒井宏樹所属のマルセイユはホームでアミアンと対戦し、2-1で勝利した。16日のヨーロッパリーグ(EL)決勝では出場機会が得られなかった酒井だが、最終節はフル出場した。

 3位以内のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権獲得を目指す4位マルセイユ。第38節直前の段階で、2位モナコが勝ち点77、3位リヨンが勝ち点75となっており、勝ち点74のマルセイユは最終節で勝ち点を手にすることが最低条件となる。

 マルセイユは前半10分にMFモルガン・サンソンがPA左から右足シュートを決めて先制。18分には左サイドのMFフロリアン・トバンがクロスを上げ、MFルーカス・オカンポスが頭で合わせる。相手GKがはじいたところをFWコスタス・ミトログルが押し込んで2点目を挙げた。

 アミアンは前半30分に1点を返すが、後半10分にはアミアンのMFトマ・モンコンドゥが一発レッドで退場処分。マルセイユは数的優位の中で最後まで守り切り、リーグ戦最終節を勝利で飾った。

 勝ち点3を積み上げたマルセイユだが、欧州CLの出場権争いはモナコとリヨンがともに勝利し、3位以内上昇は失敗に終わった。EL優勝とリーグ戦3位以内の二つの欧州CLルートを阻まれたマルセイユにとって、複雑なシーズン終了となった。

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