ビジャレアルMFロドリゴ・エルナンデスが、今季限りで同クラブを退団することを認めた。

　ロドリは19日のリーガ・エスパニョーラ最終節、本拠地エスタディオ・デ・ラ・セラミカでのレアル・マドリー戦(2-2)終了後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで次のようにコメントしている。

「僕はここでの日々を終える。ビジャレアルには永遠に感謝をし続けるよ。このクラブは特別でいつだって僕の心にあり続ける」

　ロドリは今季途中にアトレティコ・マドリー移籍が内定したと報じられていた。アトレティコはビジャレアルに移籍金2000万ユーロを支払うことで、獲得を決めたとされる。

　しかしながらロドリはこのインタビューで移籍先を明言せず、「僕は選手として成長を果たしたい。チャンピオンズ、ワールドカップに出場してね……」と語るにとどまった。

　現在21歳のロドリは、アトレティコの下部組織出身ながら、低身長などを理由として出場機会に恵まれなかったことからビジャレアルへと移籍。現在は190センチまで身長が伸び、スペイン代表でバルセロナMFセルジオ・ブスケツの後継者になり得るとも称される活躍を披露している。ボール奪取、配球能力に優れた選手だ。

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