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GK川島永嗣とDF酒井宏樹、フランス1部を戦い抜いた日本代表戦士がSNSで今季を振り返る

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リーグ1を戦い抜いたGK川島永嗣(左)とDF酒井宏樹

 リーグ1は19日に最終節となる第38節を行い、今シーズンの全日程を終えた。フランスのトップリーグで1年間を戦い抜いた日本代表のGK川島永嗣とDF酒井宏樹は、シーズンを終えてそれぞれが自身のSNSで心境を明かした。

 川島は2年目となったメスでリーグ戦29試合に出場し、クープ・ドゥ・フランス(国内杯)では1試合に出場。メスは序盤の連敗から最下位となったまま残留争いに突入し、3年ぶりの2部降格が決定した。元々第3GKとして昨季加入した川島は序盤こそ定位置が掴めずにいたものの、リーグ1第15節・マルセイユ戦からは正守護神としてゴール前に君臨。チームの守備力の低さも相まって総失点76と苦しい中でも、大ピンチを幾度と防いでいき、その実力を知らしめた。

 川島は21日、自身のインスタグラム(@eijikawashima01)を更新。「昨日で今シーズンが終わりました。1年を通して残留を目指して戦ってきましたが、目標を達成する事はできませんでした」と悔しさをにじませつつ、「自分の力不足を痛感する日々。それでもこの経験がまた新たな力になる日がくるために、信念を持ち続けて進んでいくしかない。苦しいシーズン、応援し続けてくれた皆さんに心から感謝です。ありがとうございました!」と感謝を伝えた。

 同じくマルセイユで2年目を過ごした酒井はルディ・ガルシア監督の信頼を得て、序盤から主力として躍動し続けた。主戦場の右SBだけでなく、人材不足の左SBやCBも経験し、リーグ戦は33試合に出場して3アシストを記録。ヨーロッパリーグ(EL)では予選も含めて14試合に出場した。EL準々決勝第2戦・ライプツィヒ戦(5-2)では終了間際にダメ押しとなる5点目を挙げ、マルセイユの快進撃に大きく貢献した。

 大きな経験を積んだ酒井だが、チームは14年ぶりのEL決勝進出も準優勝に終わり、リーグ戦もUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内である3位と勝ち点1差の4位で終え、悔しさも残った。21日に自身のインスタグラム(@hiroki.sakai_19)を更新した酒井は、「今シーズン全部で62試合をチームみんなで乗りきりました。来期のCL出場には届きませんでしたが良いシーズンでした!」と今季をまとめた。

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