beacon

トゥーロン国際出場のU-21日本代表が渡仏前練習。19歳DF橋岡「優勝して6月11日に帰ってこれるように」

このエントリーをはてなブックマークに追加

DF橋岡大樹(浦和)はトゥーロン国際大会での優勝を誓った

 東京五輪世代のU-21日本代表が5月28日に第46回トゥーロン国際大会2018(フランス)初戦でトルコと対戦する。日本は予選リーグでトルコ、ポルトガル、カナダと同組。参加12チームの頂点を目指すU-21日本代表は23日午後、フランスへの出発前に千葉県内で約1時間30分のトレーニングを行った。

 GK山口瑠伊(エストレマドゥーラUD)とDF冨安健洋(シントトロイデンVV)は渡欧後に合流予定。加えて、この日はMF三笘薫(筑波大)が別メニュー調整となったが、他の17名が8対8プラスフリーマンの攻防や3対2のオフェンスディフェンスなどのメニューを行った。

 A代表に帯同している森保一監督に代わり、トゥーロン国際大会で指揮を執る横内昭展監督代行は、トゥーロン国際大会のテーマについて、「チーム、個人の力を上げる。チーム戦術を浸透させる。そして海外の経験。ただ、経験させるためだけにこの遠征がある訳ではない」と語り、個・チームの成長と勝利を目標に掲げた。

 これまでの活動でチームの課題となっていた「失点した後に我慢できずに続けて失点してしまう」「ビルドアップが不安定」という部分を改善しながら、遠征を通して負けない、勝ち切るチームを目指していく。

 ルーキーながら浦和の右サイドで躍動し、U-19日本代表世代から“飛び級招集”されたDF橋岡大樹は「必ずグループステージを突破して優勝して6月11日に帰ってこれるようにしたい。(そのために自分は) ハードワークしてチームの勝利のために走ること」と意気込んだ。

 橋岡にとっては「似ていると言われているので嬉しい」という先輩FW小川航基(磐田)が“代表復帰”。「(トゥーロン国際大会で小川に)得点王になってもらわないといけない」とエースをサポートすることも誓っていた。

(取材・文 吉田太郎)
●第46回トゥーロン国際大会2018特集

TOP