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欧州CL決勝の地・ウクライナで大規模な八百長。警察が320人拘束、35クラブが関与

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ウクライナ・キエフでは今季の欧州CL決勝が行われる予定だ

 26日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝が行われるウクライナだが、同国サッカー界は歴史的な不祥事に揺れている。国内の最大35クラブが八百長に参加したと判明し、国家警察は約320人の容疑者を拘束した。

 同国のニュースを扱う英語版サイト『キエフ・ポスト』が22日に報じた記事によると、警察はすでに5つの犯罪グループによるネットワークを特定。アーセン・アワコフ内務大臣がFacebookページで明らかにしたという。

 国内35クラブの中には1部リーグにあたるプレミアリーグ所属クラブも含まれており、該当クラブの会長だけでなく、選手、コーチ、レフェリー、スポンサー企業も関与。試合の結果を操作するためには、恫喝や脅迫などの手段も使われていたようだ。

 この八百長問題に際して動いた金額は最大年間500万ドル(約5億5千万円)。ディナモ・キエフ、シャフタールなどのビッグクラブは関わっていないとされているが、昨季のUEFAヨーロッパリーグに参加していたゾリャ・ルハーンシクなどは関与が疑われている。

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