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“極意”を学び、取り組んだ成果を発揮。京都橘CB松田が先制ヘッド

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京都橘高は186cmの大型CB松田佳大は先制ヘッドを決めた

[5.20 総体京都府予選準々決勝 大谷高 0-4 京都橘高 佐川亀岡G]

 京都橘高は186cmの大型CB松田佳大(3年)が先制点を叩き出した。前半13分、左SB高木大輝(2年)の左CKからファーサイドでDFのマークを外してヘディングシュート。「久しぶりやったんで、良かったです」と素直にゴールを喜んだ。

 4回戦の京都教育大附高戦ではパワープレーを想定して後半途中に最終ラインから前線へ。そこでは決めることができなかったが、この日はトレーニングの成果を発揮してセットプレーで結果を残した。

 ゴールは12年度選手権準優勝時の主将、高林幹コーチのアドバイスが大きかったようだ。「高林先生から“極意”みたいなものを教えてもらってタイミングをしっかり合わせることと相手よりも身体を先に入れて叩くということ、それを意識してきょう臨んだら、ゴールを決められました」と松田。“極意”を学び、高さを活かすために取り組んできたことがピッチで表現された。

 また、この日はカウンター狙いの相手にほとんどチャンスを作らせることなく完封勝利。松田は「チームをまとめ上げれる選手に。強いチームって、下がしっかり心臓になっているので、下からしっかり組み立てていってDFラインを統率していけるようにしたい」と強いチームを後方で支える柱になることを誓った。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2018

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