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イニエスタの加入がJリーグのルール変えるか…英紙は外国人枠撤廃へ前向きな意見も

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神戸加入が迫るMFアンドレス・イニエスタ

 バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタの加入決定が間近と見られるヴィッセル神戸だが、同選手の獲得により外国籍選手枠がオーバーすることが問題となっている。

 Jリーグでは試合にエントリーすることができる外国籍選手は1チーム3名以内で、アジアサッカー連盟(AFC)加盟国の国籍を有する選手については、1名に限り追加でエントリーすることが可能。また、登録することができる外国籍選手は1チーム5名以内とされている。

 今季の神戸は外国籍選手枠として、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ、韓国代表のGKキム・スンギュとMFチョン・ウヨン、ブラジル人のFWレアンドロとFWウェリントンの5選手を登録。タイ代表DFティーラトンはJリーグ提携国枠のため外国籍選手ではないものとみなされているが、同じくJリーグ提携国のスペインは提携国枠には含まれていない。

 イニエスタを迎え入れるには他の選手を放出する必要が出てきた中、英『フォー・フォー・トゥー』では、Jリーグ副理事長の原博実氏が外国籍選手枠の緩和や撤廃を検討し、他クラブの意見を求めたことを紹介した。

 同紙は外国籍選手枠が多くの日本人選手の成長を促したことを有益な点として挙げつつ、今回のルール変更はJリーグがファンの人気を高めることを意図しているのではないかと言及。また、昨季のポドルスキ加入が外国人トップ選手の影響力を感じさせるシーズンだったと記し、神戸の2017年J1平均観客動員数が前年の17018人から18272人に増加したと、ポジティブな実例も挙げてレポートしている。

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