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どうなるイニエスタの背番号8…“仮発表”神戸は「調整中」も規定で使用できず

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背番号8のユニフォームを手にするイニエスタだが…

 ヴィッセル神戸は24日、都内で新入団選手の加入記者会見を開き、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの獲得を発表した。歴史的ニュースに211媒体、348人の報道陣が詰めかけた。

 最大の関心事となったのは背番号だった。一緒に登壇した三木谷浩史代表取締役会長から手渡されたユニフォームには8番がプリントされていたが、これが問題なのだ。

 バルセロナ一筋でプレーしたイニエスタ。デビュー当初は34番、そして24番でもプレーしたが、2007年からつける8番、もしくはスペイン代表で背負う6番が代名詞となっている。

 ただし神戸は現在、背番号8はMF三田啓貴が使用。背番号6もDF高橋峻希がつけており、いずれの番号も埋まっている。

 Jリーグ規約のユニフォーム要項の第6条1項には「選手番号は事前にJリーグに登録しなければならず、シーズン途中の変更は認めないものとする。ただし、2種トップ可、特別指定選手制度により出場が認められた場合、この限りではない」と記されており、今季の変更は不可だ。ちなみに24番(MF三原雅俊)や34番(DF藤谷壮)も使用中。若い番号では7番が空いている。

 会見後に対応したクラブ関係者は「正式ではない。調整中。(登録可能な)7月20日までには何とかしたい」と強調していたが…。現実的には難しいかもしれない。

(取材・文 児玉幸洋)
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