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「ベンツから降りてきて…」中学時代から昌子に残る西野監督の強烈な記憶

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日本代表合宿に合流したDF昌子源

 中学生時代の強烈な記憶が残っている。日本代表合宿に合流したDF昌子源(鹿島)はバヒド・ハリルホジッチ前監督の後任として就任した西野朗監督について「ガンバ大阪ジュニアユースのときに(トップチームの)監督でいたし、(西野監督は)覚えていないだろうけど、当時から挨拶もしていた」と、10年以上前の思い出を明かした。

「ベンツに乗っていて、降りてきたとき『めっちゃカッコいいやん』って。そういう思い出がある。当時は(G大阪の)クラブハウスの横に1、2台だけ車を止められて、必ずそこに止まっていた。そこから降りてくる西野さんには強烈なイメージがある」

 昌子が中学1年だった05年にJリーグで優勝するなど、当時のG大阪はアラウージョ、マグノ・アウベスら強力な外国人FWを次々と獲得し、攻撃的なサッカーを展開していた。「当時はスーパーな外国人がいて、攻撃的なイメージがあった。自分自身、ジュニアユースでは前めの選手だったし、前のことしか意識していなかった」。そんな指揮官の下、日本代表ではどんなチーム作りをしていくのか。

 明日25日にはようやく全選手がそろい、30日のガーナ戦(日産ス)に向けて戦術練習も始まる見通しだ。「これから戦術に入って、整理していければ」。昌子自身、W杯最終登録メンバー23人の当落線上にいるという自覚を持っている。「練習から100%でやっていかないといけない。自分がいいプレーをして、チームとの連係も高めて、そこでメンバーに選ばれるようにやっていきたい」と決意を語った。

(取材・文 西山紘平)

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