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負傷のサラー、W杯出場に暗雲?クロップ「鎖骨か肩のとても深刻なケガ」

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ユルゲン・クロップ監督がモハメド・サラーを励ます

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、負傷退場したFWモハメド・サラーの状態について言及した。

 26日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリーと対戦したリバプール。しかし、前半のうちに最大の得点源であるサラーがDFセルヒオ・ラモスとの接触で肩を負傷してアダム・ララーナとの交代を余儀なくされた。その影響もあり、リバプールは1-3でレアルに屈し、13年ぶりのCL制覇を逃した。

 今シーズン開幕前にリバプールに加入したサラーは全公式戦で44ゴールを挙げる大活躍。プレミアリーグでは得点王に輝き、イングランド国内では数々の個人タイトルを手にした。しかし、この負傷でエジプト代表として参戦する先のW杯への出場も危ぶまれている。

 試合後、クロップ監督は「とても深刻な負傷で、選手たちへのダメージも明らかだった。我々はあれ以降、勢いを失ってしまった」とサラーの負傷がチームにとって大きな痛手になったことを認めた。

「彼はすぐに病院に行ってレントゲンを撮った。鎖骨や肩にダメージを負ったと思う。良いようには見えなかった。今言えることはそれだけだ。モーにとっても、我々やエジプトにとってもこれは悪いことだ」

 また、ミスから2失点を喫したGKロリス・カリウスについて「カリウスも、みんなも理解している。このような試合であのようなミスは恥ずべきことだ。彼のことを残念に思うが、彼はファンタスティックな男だ。最初のミスがあったからこそ、2つ目のミスが起きてしまった」と擁護した。

 そして、この試合について「仮にモーがピッチにいても何が起きたかはわからないが、最初の60分はみんなが見ていたように最高のフットボールができた」と結果は伴わなかったが、途中まで王者を苦しめたことに胸を張った。

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