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CL三連覇達成のジダン「最も素晴らしい大会はリーガ」、退団示唆C・ロナウドは「絶対に残るべき」

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優勝を喜ぶジネディーヌ・ジダン監督

 レアル・マドリーは26日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝リバプール戦を3-1で制し、史上初の三連覇を達成した。試合後会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は、リーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ優勝を逃した今季が完璧なものではなかったとしながら、それでもCL優勝への喜びを表している。

 スペイン『マルカ』と『アス』がフランス人指揮官のコメントを伝えた。

「来季にも、今季と同じような結果を望むか?それはダメだ。私たちはすべてに勝つことを望んでいる。リーガ、それとコパを勝ち取れず、満足することはできない」

「しかし、選手たちが成し遂げていることは簡単ではない。とんでもないし、言葉がないよ。このチームに限界はないんだ」

 CL三連覇という快挙を達成したジダン監督だが、お気に入りの大会について意見を変えることはなかった。昨季優勝を果たしたときに「一番嬉しいタイトル」と話したように、毎週コンスタントに結果を残さなければならないリーガこそが、最も好ましい大会であることを改めて強調した。

「私にとってはリーガ・エスパニョーラがこそが最も美しい。スペインで実践されているプレーが、最も好きなんだよ」

 また、自身が2001-2002シーズンのCL決勝レバークーゼン戦で決めたボレーシュートと、この試合でMFガレス・ベイルが披露したオーバーヘッドキックによるゴールのどちらが美しいかを問われると、こう返した。

「どちらが最高かを言うことはない。すべてがレアル・マドリーの歴史に残るゴールだ。そして最後のゴールが一番重要であり、そういうことであればベイルのものが最高だと言わせてもらう」

 その一方で、「レアル・マドリーにいられることは幸せだった。数日の間、ファンに一つの返答をしたい」と退団を示唆したFWクリスティアーノ・ロナウドについては、来季も絶対不可欠な選手のとの見解を示している。

「今はそのことについて考えていない。この試合で成し遂げたことについてを考えている。その件は、今後を見てみよう。クリスティアーノは絶対に残らなければならない」

「彼はそう話した。それだけだ。おそらく、3~4日以内に何かを伝えるのだろう。しかし許してくれるならば、私たちが今日成し遂げたことに浸らせてほしい」

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