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リバプール指揮官、主将ともGKのミスを責めず「決して1人だけのせいじゃない」

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 リバプールユルゲン・クロップ監督と、主将MFジョーダン・ヘンダーソンは、複数のミスが失点につながったGKロリス・カリウスを擁護した。

 カリウスは26日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝において、後半6分に出したパスをFWカリム・ベンゼマにカットされて先制点を許してしまう。さらに同38分にはFWガレス・ベイルのミドルシュートを弾き切れず、決定的な3点目を与えてしまった。

 試合後にカリウスは人目をはばからず号泣。27日に更新した自身のツイッターでも「今まで本当に眠れていないんだ…。まだあの場面が脳裏を何回もよぎっていく。チームメートやファンの方々やスタッフに申し訳ない気持ちのままだ」と苦悩を明かしていた。

 ただこれに対して、チームメイトは責めることはもちろんしない。『ミラー』によると、クロップ監督は「こういう試合でああいうことになってしまったのは残念だが、カリウスも辛いだろう。彼は素晴らしい選手。2度目のミスは1度目のミスが影響していると思う。カリウスには試合後、少し言葉をかけただけだ。だがああいうミスをしたいと思う選手はいない。みんなでこの敗戦を乗りこえていきたい。もちろんカリウスとともにね」と擁護。

 また『BTスポーツ』によると、ヘンダーソンも「彼の問題じゃないよ。ミスはしたかもしれないが、これはチーム全体の問題なんだ。僕らはここまでチームとして戦ってきた。だからこれはチームとしての敗北だ。でも僕らは結束している。決して1人だけのせいじゃない。今回は十分な実力がなかったというだけだ」と力説した。

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