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自然体貫く井手口「どんなフォーメーションでも自分の良さを」

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笑顔で練習するMF井手口陽介

 システムの違いで左右されることはない。日本代表MF井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)は3-4-2-1の新システムについて「まだみんなうまく表現できていないというか、試行錯誤しながらやっている状況」としながらも、「これからどんどん良くなっていくと思う」と手応えも口にした。

 4バックと3バックではポジショニングや役割が大きく変わる最終ラインやサイドの選手と違い、ダブルボランチの役目はそこまで変わらない。特に1対1の競り合いやボールを奪う部分で期待される井手口としては「そこは求められている部分。そこを出していければ」と、やるべきことはハッキリしている。

「個人としてはどんなフォーメーションであっても自分の良さを出せるように心がけているつもり。あまりそこらへん(システム)は意識していない」

 この日、30日のガーナ戦(日産ス)に向けた選手背番号が発表され、井手口は27番となった。負傷で離脱したMF青山敏弘を含め、ガーナ戦に招集された27人では最も大きい番号。所属するレオネサで2月18日のラージョ戦を最後に実戦から遠ざかっていることもあり、W杯最終23人入りへアピールも必要な立場だが、「アピールというか、毎日楽しく充実している」と、過度に意識することなく、自然体を貫いている。

(取材・文 西山紘平)

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