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「もう少し頭を使わないと…」槙野が反省したプレー

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日本代表DF槙野智章

[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]

 自身のファウルが失点につながった。日本代表DF槙野智章はそのプレーを反省しつつ、本大会に向けて改めて学べたことでもあると話した。

 前半8分、PA手前でボールを受けたMFエマニュエル・ボアテングに対して槙野がファウルを犯してしまう。すると、キッカーを務めたMFトーマス・パーティーに弾道の低いFKを直接突き刺されて、先制点を献上してしまった。

 失点につながったファウル――。「僕自身のファウルする位置というのが本大会を見据えれば、ああいう危険な位置でファウルをしてはいけないと思った。もう少し頭を使ってプレーしないといけない」と反省を口にした。

 後半6分にPKでガーナに追加点を奪われてリードを2点差に広げられたチームは、反撃を試みるもゴールは遠く。W杯前国内ラストマッチで0-2の完封負けを喫することになった。この日のチケットは完売しており、雨が降る中でも6万4520人ものファン・サポーターがスタジアムに詰めかけていた。

「国内最終戦だったので、ここ最近のネガティブな雰囲気や結果を払拭するために、何としてもまずは勝ちたかったし、同時に内容も伴った良い結果にしたかった」。悔しさを味わう試合となったが得た物もある。「新しいことにチャレンジして、たくさんの課題が見つかったことはポジティブに捉えたい」と新システムの3-4-2-1の修正点が見つかったことを前向きに捉えると、「個人的にはいただけないファウルは反省しないといけないが、今日の試合でたくさん学ぶことがあった」と続け、今後はW杯本大会に向けて調整を続けていく。

(取材・文 折戸岳彦)

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