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京都の先発GK務める18歳・若原、U-19代表に「還元させていければいい」

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京都で先発に抜擢されているU-19日本代表候補GK若原智哉

[5.30 練習試合(第1試合) U-19日本代表候補 3-1 U-19大学選抜]

 5月12日の徳島戦でJ2デビューを果たしたGK若原智哉(京都)は後半16分から約30分間プレー。危なげない守りで大学選抜を無得点に封じ、試合を締めた。

「最後の残り30分というところで身体の作り方だったり難しいところがあったんですけれども、自分の与えられた時間でアピールができなれば残れないと分かっていた。自分の持ち味のロングフィードで壮一(上月壮一郎)に出したところは良かったと思いますし、コーチングの部分も具体的に、大きな声で喋れていたと思っています」

 チームの守りについては終盤に隙ができて、攻守の切り替えが遅くなり、セカンドボールを拾われたと感じている。DFラインが落ち着いて対応していたものの、その前の選手たちを上手く動かしながら守らなければ、強敵相手では失点してしまう。改善する必要性を口にしていた。

 京都が下位に低迷する中、若原はプロ1年目でJデビュー。デビュー戦から3試合連続でゴールを守り、5月20日の愛媛戦で初勝利にも貢献した。年代別日本代表やJユースカップ優勝といった実績を持っているものの、GKという特異なポジションで18歳の若手が抜擢されることは異例だ。

 若手GKが公式戦で経験を積めることが少ない中、J2でプレーする若原の存在は貴重。U-19日本代表候補合宿最終日の翌日2日に行われるアウェー・金沢戦の出場は難しいかもしれないが、彼がポジションを掴み取ることはU-19代表にとっても大きい。

「この3試合を通して自信になった」という若原は、「経験できるのはとても大きい。もっと(U-19代表の)周りに還元させていければいい。一番後ろのポジションなのでリーダーシップをもって後ろからコーチングしたらもっとみんな余裕が持てると思う」。

 U-19代表のGK争いはこの日先発したGK大迫敬介(広島)をはじめ、昨年のU-17W杯で活躍したGK谷晃生(G大阪)、GK猿田遥己(柏)、GK茂木秀(C大阪)と実力派揃いで競争は熾烈。ライバルたちと切磋琢磨しながら、ここでも成長することができている。同時にJリーグの経験によって「自信になりました」「落ち着きとか出てきたんじゃないかと思います」というGKはその経験を武器にU-19代表のチーム力を引き上げ、先発を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)

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