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勝ち点4差の9位vs19位…上位の岐阜が水戸の隙を逃さず4発! 今季初の3連勝飾る

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岐阜が今季初の3連勝を達成した

[6.2 J2第17節 岐阜4-0水戸 長良川]

 9位FC岐阜がホームで19位水戸ホーリーホックに4-0で勝利した。前半19分にFW山岸祐也がPKで先制点を挙げ、後半5分にFW古橋亨梧もPKから追加点を奪取。さらに同20分に再び山岸、同41分にはFW薮内健人がネットを揺らし、今季初の3連勝を飾った。

 順位は『10』離れているが、勝ち点差はわずか『4』の両チーム。ホームの岐阜が開始からボールを支配して攻め込むと、前半18分に左サイド深くのMF風間宏矢のFKからゴール前で混戦となり、山岸のヘディングシュートを水戸DF福井諒司が手を使って止めたとしてPKを獲得する。

 前半19分に自らPKキッカーを務めた山岸。ゆっくりとした助走でGK本間幸司の動きを見極め、逆を突いて右足でゴール左に決める。群馬から今季加入した山岸は、これが移籍初得点となった。岐阜は先制後も高いポゼッションを維持。相手のセットプレーでは山岸が好守を見せるなど、危なげなく無失点で前半を終えた。

 後半も岐阜が最初にスコアを動かす。後半3分、左サイドの古橋が右足でクロスを送ると、GK本間がファンブル。こぼれ球に反応した山岸がGK本間に後ろから抱えられる形で倒され、PKを獲得する。同5分、キッカーの古橋がGK本間の逆を取り、右足で豪快にゴール左上へ。5戦連発弾で今季7得点目を記録し、自身のシーズンキャリアハイを更新した。

 41歳のベテランGK本間としては痛恨のワンプレー。水戸の悪い流れは続き、後半20分には最終ラインでのパス回しでミスが出てボールを失う。岐阜はFWライアン・デ・フリースのヒールパスからMF宮本航汰が右足でシュートを放ち、GK本間に止められるも、ルーズボールを山岸が右足で押し込んだ。

 岐阜は豊富な運動量で貢献していたライアン・デ・フリースが右のハムストリングを気にしながら後半35分に途中交代。しかし、代わって入った薮内が同41分に左サイドで対角線のロングパスを受けると、PA内左で右に持ち出しながら右足を振り抜く。GK本間の股を抜いたシュートが決まり、プロ2年目で嬉しいJリーグ初得点を挙げた。

 水戸は最後までリズムをつかめず、劣勢のまま無得点でタイムアップ。0-4の大敗を喫し、3連敗となった。

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