beacon

梅崎司がゴール前に詰めて2発!湘南がホームで仙台を一蹴、決勝T進出へ大きく前進

このエントリーをはてなブックマークに追加

2ゴールを挙げた梅崎司

[6.2 ルヴァン杯PO第1戦 湘南3-0仙台 BMWス]

 ルヴァン杯は2日、プレーオフステージ第1戦を行った。Shonan BMWスタジアム平塚では湘南ベルマーレベガルタ仙台が対戦し、3-0で先勝。第2戦は9日に仙台ホームで行われる。

 J1リーグは5月20日で中断期間に入り、両クラブにとって約2週間ぶりの公式戦となった。グループDで2位だった湘南は、同19日のJ1第15節・磐田戦から2人を入れ替え、MF表原玄太とFW梅崎司を起用した。一方、グループA首位通過の仙台も、同20日のJ1第15節・鹿島戦から2人を変更。DF平岡康裕とDF常田克人がスターティングメンバーに名を連ねた。

 立ち上がりから仙台の攻勢が続いたが、徐々に湘南が押し込み始める。すると前半15分、右CKからキッカーのMF秋野央樹がゴール前に蹴り込み、ファーサイドのMF岡本拓也がヘディングシュート。角度はなかったが、中央にいた梅崎が押し込み、先制に成功した。

 さらに湘南は前半23分、MF表原玄太がドリブルでボールを運び、カウンターから最後はDF山根視来が右足シュートを放つが、枠を外れる。31分には、FW野田隆之介が前線でボールをおさめ、秋野がPA左へラストパス。梅崎が左足を振り抜くが、GK関憲太郎にストップされた。

 前半を0-1で終えた仙台は、後半立ち上がりは湘南に攻め込まれたが、徐々に仙台も敵陣でパスを回し始める。10分、くさびのパスを受けたMF奥埜博亮がFW阿部拓馬に預け、その阿部がPA手前から右足を振り抜く。12分には、阿部が落としたボールをPA右手前に走り込んだFW野津田岳人が左足を一閃。抑えの効いたシュートだったが、GK秋元陽太の正面に飛んでしまった。

 仙台は後半16分、MF関口訓充に代えてDF永戸勝也、21分には阿部に代えてFW西村拓真を投入。さらに疲れが見え始めた湘南のプレスが甘くなり、仙台が押し込み始める。しかし、スコアを動かしたのは湘南だった。26分、左サイドの表原が中央へ切れ込み、FW菊地俊介がPA手前から右足を振り抜く。GK関が弾いたボールを梅崎が押し込み、2-0とリードを広げた。

 第2戦に望みをつなげるためにもアウェーゴールが欲しい仙台は、後半28分にMF富田晋伍に代えてFWジャーメイン良を送り込む。DF大岩一貴も積極的に攻撃参加し、湘南ゴールに迫るが1点が遠い。対する湘南は34分、梅崎に代えてFW端戸仁、41分には表原に代えてMF石原広教を入れ、逃げ切りを図った。

 すると湘南は後半アディショナルタイム1分、PA右角あたりから岡本がコントロールした右足シュートを決め、ダメ押し。湘南が3-0でホームでの第1戦を制し、決勝トーナメント進出に大きく前進した。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●[ルヴァン杯]PO第1戦 スコア速報
●ルヴァン杯2018特設ページ

TOP