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「メッシがピッチを歩いても何も言われないのに…」批判に晒されるポグバが反論

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MFポール・ポグバとFWリオネル・メッシ

 マンチェスター・ユナイテッドフランス代表FWポール・ポグバは、巻き起こる批判に対して口を開いた。

 2016年にユベントスからマンチェスター・Uに当時の史上最高額で加入したポグバは、持っている才能の片鱗を時折見せるも、期待や金額に見合うだけの一貫した活躍を残せず。ジョゼ・モウリーニョ監督との対立やソーシャルメディア上での言動などピッチ外での一挙手一投足により多くの注目が集まり、肝心のプレーに対しては批判が集中する。

 多くの非難が巻き起こる中、ポグバは自身のプレースタイルや能力へのバッシングに反論し、バルセロナFWリオネル・メッシを例に挙げ、ピッチ上で十分に走っていない同選手を誰も非難しないことへの不満を『フランス・フットボール』で語った。

「メッシがピッチの上を歩いていても誰も批判しない。彼が3ゴールを取った時に“でも時折ピッチを歩いていたね”なんて君たちは言わないだろう。だから、僕のプレーに対しても君たちは何も言えないはずだ。これが僕のプレースタイルで、いつもこのようにやって来て、そうやって勝ってきた」

「誰にもそれぞれが好むスタイルがある。だけれど、僕が君たちの好みに合わせてプレーする必要があるか? もしくは、君たちに良いように言われるためにプレーする必要があるか?」

 また、ポグバは周りの声を気にしながら生きたいとは思わないと語り、近しい人からのサポートを受けられれば十分だと考えているようだ。

「僕は他人の考えを気にしながら生きていくつもりはない。彼らにナイスだとかベストだ、パーフェクトだなんて言ってほしいとも思わない。誰もがそれぞれの意見を持っていて、僕はそれらを尊重する。僕はフットボールを好きなようにプレーする。僕に近い人たちはサポートしてくれている。彼らは僕にとってより重要な存在だ」

「全員を愛し、全員から愛されるなんて不可能だ。そうなれば完璧かもしれないが、この世に完璧なことなんてない。仮に誰かから“君のことなんて嫌いだ”と言われてもその人を責めるつもりはない。君たちには権利があって、僕を好きになる必要はない」

 今夏のW杯優勝候補の1つにも挙げられるフランス代表としてプレーするポグバは、16日に初戦のオーストラリア戦を迎え、その後21日にペルー、26日にデンマークと対戦する。

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