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中田英寿氏がイタリアで近況を語る「サッカー外の活動に皆から『ん?』と言われます」

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ペルージャ在籍時の中田英寿

 元日本代表の中田英寿氏が滞在先のペルージャで、自身の近況を語った。地元紙『コリエレ・デル・ウンブリア』が3日、伝えている。

 現役時代、セリエAを舞台に活躍した中田氏は、18年ぶりに古巣ペルージャを訪問し、現地の記者の取材を受けた。元ペルージャMFは自身の近況について問われると、ジェスチャーを交えつつにこやかに答えた。

「現在はサッカー界であまり活動していません。皆さんから『ん?』と言われますが、職人や農家、日本酒の生産者の方々と活動しています。どちらかと言うと文化に関する活動です。南から北まで日本中を旅して、日本文化を学びました。すごく楽しんでいます」

 続いて中田氏は、今回のイタリア旅行の理由を説明している。中田氏が1998年のフランスW杯での活躍後、ペルージャに加入してから20年の月日が経った。節目の年となる今年、思い出の地を訪問することを決めた。

「私が1998年にイタリアへやって来てから20年が経ち、イタリア旅行をしてみようと決断しました。過去に滞在した都市をペルージャからスタートして旅します。ローマ、パルマ、ボローニャ、フィレンツェといった感じで一週間、イタリアに滞在するつもりです」

 またペルージャ入団時の20年前と比較し、中田氏自身がどのように変化したかについて質問が上がった。すると中田氏は、冗談を交えつつ答えている。

「ほら、私も少し年をとったでしょう?(笑) 人は毎日、変化していくものです。毎日、何かが変わり、成長していきます。ですから当然、私自身も変化したと思いますが、心は変わっていないと思っています」

 最後に記者から「外見も変わっていませんよ」との声が上がると、和やかな雰囲気が広がった。

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